スーパースター育成計画その3~月組の皇子~③

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北翔海莉は歌唱力・演技力等実力的に申し分なく、またトップスターとなるべき経験も十分に積んでいる。彼女を中心に据えることは、作品のクオリティーアップの面からも、そして次代の大型スター育成の観点からも好ましいものといえよう。

二番手の立場からすると、真の実力者であるみっちゃんの下で経験を積むことは、自身の実力及び人気を高める機会にもなる。さらに、みっちゃん中心のハイクオリティーなミュージカルによって高い集客が実現できると仮定すれば、人気の高まった組をそのまま引き継ぐことができるという意味において、将来的にトップとしての順調なスタートを切ることができるものと考えられるのである。


ただ、今の月組からは正直言って左遷部署的な雰囲気 が感じられる。これは中心で活躍しているメンツを見れば明らかであろう。つまり月組は現状、劇団内においてあまり力を入れて売り出されているようには思えない。

このような組においては、仮に北翔海莉を中心に据えたとしても、彼女が真の意味で積極的に用いられることがあるのだろうか、ということが懸念される。只でさえ厚遇されているとは言いがたいみっちゃんである。単にみっちゃんファンに対し責任を取るという形で就任させ短期で切ったり、相手役等を適切に考えない人事が行われることが考えられないかということである。


しかし北翔海莉は現在劇団内有数のミュージカル役者である。

そして、月の下級生には将来の宝塚を担うべき有望なスターもいる。このようにせっかく条件が揃っているのにもかかわらず、中途半端な意気込みで挑むのでは台無しであろう。

北翔海莉体制に入った場合、中途半端なことはせず、相手役や二番手などベストな配置をした上で、高レベルの作品作りに向けて本気の勝負を挑みに行ってほしい。

そうすることで、組人気の高まりも期待できるし、次世代スター育成の土壌にもなると考えられるからである。


相手役については以前からしつこく主張しているのであるが、ある程度の実力を持つ娘役であることは絶対条件である。

また現在W二番手凪七瑠海美弥るりかについては、安蘭時代の星組に当てはめるならば涼紫央立樹遥のポジションにそれぞれ立ってもらうことになるだろう。少なくとも現在の二番手分け合いっこ状態からは降りてもらわざるを得ない。

その上で二番手格にはもちろん期待の珠城りょうに、そしてトップスターには北翔海莉で決まりである。

まさに磐石の布陣ではないだろうか。


月組は現在においても、主要ポジションで壊滅的な歌唱をするようなメンツはおらず、五組のうちでは比較的実力的に安定している組であるといえる。その上で中心にみっちゃんを据えれば海外ミュージカル等も十分期待できるといえよう。

月組の時代の到来を予感させる。


将来を嘱望される珠城りょうには、是非このようなみっちゃん率いる充実した月組体制において、正二番手としてより良い刺激を受けつつ男役を磨いていって欲しい。今後下手に早期抜擢されたりするよりも、盗むべき芸のある男役の下で修行を重ねることの方がはるかに彼女の糧になると思われる。


そして十分な実力を身につけたうえで人気の温まった月組を引き継ぎ、満を持してのスーパースターたまきちの誕生である。これが彼女の辿るパターンとしては最も理想であり、正攻法であると考える。

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