96期問題に対する私の考え ―その2

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私は彼女たちが「悪人でなかった」ということを主張しているのではありません。「悪人である」というに十分な証拠がないということ、そして証拠がない以上、彼女たちを口汚く罵る権利は当事者でない我々には無い、ということを言っているのです。

確固とした根拠が無いにも関わらず、顔の見えないネット上で決して自分は傷つくことなく個人を貶める行為を働くのは、ただの卑怯者のすることではないでしょうか。


96期が卑劣ないじめを行ったか否かということは、わかりません。知る術がありません。ただ確かなことは、ネット上の情報のみを頼りに96期を必死に叩いている人間がしていることは、卑劣な行為であるということです。96期はグレーですが、彼女たちを安易に犯罪者呼ばわりする人間クロです。


たしかに96期問題は、「風化させてはいけない」事でしょう。学校の管理体制に、大いに問題点があったことは間違いないと思います。これは本来学校内で解決されるべきであるはずの事柄が、裁判にまで発展してしまったことから明らかです。

しかし、「風化させない」ことと、「事あるごとに事件を蒸し返し、私怨をもって生徒を叩き続ける」ことは違います。

確実な根拠無く96期を叩く人間は揃って「宝塚の品格の低下」を口にし、宝塚の将来を危惧するそぶりを見せますが、こうした「清く正しく美しく」ないファンこそ、宝塚歌劇にとって害悪であるとさえ言えます。むやみやたらに歪んだ風評を拡大させ、劇団のイメージを低下させるだけだからです。


私はこうした人たちに対して「イヤなら宝塚を観るな」とは言いません。どんな人間でもお金を落としてくれる以上、宝塚にとっては大事なお客様です。

しかし、これからも96期の登用は進むものと思われます。その度に怒りを燃やしていたのでは、精神衛生上よろしくないでしょうし、明らかにエネルギーを使う方向を間違っていると思いますので、少し宝塚から距離を置いてみてはどうかとは思います。

また、そのような安易な96期批判を展開するブログあるいは書き込みに単純な思考で賛同する方々には、少し頭を冷やして欲しいです。「個人を公然と悪人と罵ることの責任」について少しでも思いを馳せれば、多少なりとも事の重大さを理解できるはずです。


もっとも、事件の存在自体は事実である以上、96期に対して悪いイメージを抱くことは仕方の無いことです。私だって、全くクリアーな心境で彼女たちを見れるわけではありません。

しかし外野の人間には事の内実はわからないのであり、少なくとも舞台の上のパフォーマンスの出来不出来は、96期かどうかなど関係ありません。個々がスターとしての勝負をするほかないのです。

私はこれからも、それ相応のパフォーマンスを見せてくれた生徒に対しては、彼女が96期であるかどうかに関係なく、心からの拍手を送るつもりです。

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コメント

  1. SECRET: 0
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    記事UPありがとうございます(o^∀^o)
    凄く共感しました。

  2. さる より:

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    今回の記事にも、同感です。
    当事者でない者が根拠無く、裁きを下すかの如くに叩き続ける。
    このところは、退団された96期の方のブログを晒す記事をよく見かけますね。「幸せになる権利はない」、「この先の人生、十字架を背負って生きるべき」などという記事や、そこに同調するあまり、その方の家族までも侮辱するようなコメントなど…。
    あまりにひどい。とても嫌な気分になります。
    今回の記事の冷静で公平な見解、なるほどと思って読みました。
    また伺います。

  3. より:

    SECRET: 0
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    その通りです
    あなたは現場をみたのですか?
    劇団にいくら出してお買い上げをしたのですか?
    憶測での話を膨らませ
    右に習えと共感コメントをよせる…
    これこそがネットいじめです
    たちの悪いコメントには
    96期あの人…
    なんて濁し書きしてますが誰が読んでもはっきり分かるように書いておきながら自らは手を汚してないようにコメントする…
    これこそが陰湿なイジメの典型ですね!

  4. こと より:

    共感します。
    ネットで証拠もなくたたいている方たちは、逆に生徒たちをいじめていると思います。