花組『エリザベート』東京新人公演感想~その3

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ゾフィー役、仙名 彩世

ビジュアルはなかなか作っており、本公演でも通用する感じはします。フランツも同期ですが、母と子という設定にそこまで違和感がない(それでもまあ、若いといえば若いですけど)。

技術面についても評判通り、芝居一定レベル以上だと思います。

ただ、ゾフィーの声で歌える部分と、そうでない部分との落差が激しすぎる。高い部分に入るといきなりヒロイン声で歌ってくるのがかなり気になりました

個人的に彼女については本公演のヴィンディッシュも正直いまひとつに感じている部分があるので、どうしたのかな?と思っています。

 

 

マダム・ヴォルフ役、真彩 希帆

個人的に今回の新公におけるMVPです。

何よりかなり歌えますね。ドスを効かせた声を上手くコントロールしつつ、全く違和感なく聴かせてくれました。「歌手」だと思います。

お芝居に関しては台詞らしい台詞がないものの悪女っぽい笑い声やら表情とかもセクシーに作っていてお見事。演技力の高さを感じさせますね。

本役は「良い人」の要素が見え隠れするような印象がありますが、こちらはほぼ完全に悪女本公演に出しても良いレベルじゃないでしょうか。

これで研3っていうのが凄いと思いますよ。

しかし彼女は路線なのか、そうでないのか。劇団としては彼女をどういう感じに育てていくつもりなんでしょうか?

今回見た感じ完全に別格さんでしたけど…彼女がそういう系統なのか、あるいは単に役柄の効果でそう見えただけなのか判断しにくい。

いずれにしても役者としての価値はかなり高いと思われるので、組替え後も重宝されることは間違いないでしょう。

 

 

シシィの父親・マックス役の羽立 光来

まず、歌が上手い。声の響きが心地よい。

芝居もできてる。多少の若さは感じさせるものの、本公演でマックスやってても違和感無いレベル。

そして、妙に男役の色気を感じさせる。マックスのダンディさはおそらく本役より上

脇系のルックスではあるものの、長身に加え上記三つの要素を兼ね備えている、個人的に気になる存在びっく。いや、びっく様と呼ぶべきか?(;^ω^)

今後はもっと役付き上げてもらって、ガッツリ歌・芝居やってるところを観てみたいと思った。しかし妙に存在感があるので、使いどころが難しいかも。

下手なビジュアル系男役だと彼女に食われそうな気が…

本公演プログラムの写真でその他扱いなのが違和感。シュヴァルツェンベルクは結構大きな役なんですけどね。

とりあえず今後も要注目です。

 

 

少年ルドルフ役、桜舞 しおん

ビジュアルは本役よりこっちの方が絶対良い本役は健康的すぎ

こちらは多少陰がある感じで、また弱々しい雰囲気も出ていてなかなか良かった。

ただ歌声まで弱々しいっていうのはちょっとどうなのよ(;^_^)

なんかヒョロくて不安定声裏返っちゃってるし

 

 

シュヴァルツェンベルク役、飛龍 つかさ

本役の羽立も上手いですが、こちらもなかなか

研3にしてはかなり健闘しています。ヒゲが似合うし、何より歌唱力が高い。高官の中では一番完成度の高さを感じさせて印象的でした。

彼女の同期、大司教役峰果 とわも、下級生にしては妙に貫禄がありましたね。

 

 

ジュラ役、亜蓮 冬馬

研2で抜擢。彼女は本公演で黒天使としても起用されていますが、目を引きますねスター性はあるんじゃないでしょうか。

台詞回しも中々良いと感じましたし、今後確実に上がってくる予感がしました。

 

 

…と、こうやって並べてみると、やっぱり結構レベルの高い新公だったんじゃないか?(;^ω^)少なくともなんで起用されているのか謎な生徒は居なかったように思います。

いや~しかし…とにかくカレーはもっと頑張ってくれ!

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コメント

  1. あや より:

    いつも更を楽しみに、拝見させていただいています!
    なかなか劇場に足を運べないので、的確かつ辛口なブログ、私の大切なツールです!