花組公演『Ernest in Love』感想~その3

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アルジャノン役、芹香斗亜

思っていたより良かったです。芝居にしてもにしても、こんなに出来るとは思ってませんでした。

 

まぁでも、印象としてはかなり良くできた新公アルジャノンってところでしょうかね…

彼女の場合、元々かわいらしさ先行型というか、女の子っぽさが垣間見えちゃうタイプのスターですし、まだまだ男らしさが足りないのが大きいかも。

 

芝居も何がダメっていうわけではないんですが、やはりコメディって難しいんだろうと思います。なんか余裕が感じられないんですよね。

 

彼女は身長やスタイルも優れており、今回の役どころだってかなり美味しいのですから、本来であれば主役を食うくらいの活躍を見せてくれても良いようなものなんですけどね。なんか終始2番手未満っていう感じでした。

 

 

…とは言うものの、全体としては十分見れるレベルだったと思いますし、本人の成長の度合いも結構目を見張るものがあると思います。

 

何度も言っていますが、やはり93期男役の中で、最もトップに近いのは彼女だと思いますね。

 

 

 

セシリイ役、城妃 美伶

組替えは栄転、将来のヒロイン候補であることには疑いなく、注目の若手です。

 

ただ彼女、ヒロインっぽい清楚な雰囲気は感じられますし、目鼻立ちも綺麗なんですけど、なんかヒロイン候補としては珍しく、やけに四角い印象を与えますね…

これ、気になるっていう人もいるんじゃないでしょうか。輪郭のせいか、全体的にマッシブで強そうな感じがします。

ひょっとすると相手役を選ぶタイプの娘役かもしれません。や今回のキキといった顔の広い者同士であれば大丈夫かと思いますが。

化粧髪型ももう少し工夫の余地ありますよね。花乃と並んでもまだ全然花乃の方が綺麗に思えました。

 

実力面については、かなり安定しているのではないでしょうか。まぁ、歌は特段上手いわけではないと思いますが、少なくとも同期の海乃よりはだいぶ良いですね。

 

 

しかし、97期は彼女と海乃の二人だけですか…

見たところ、両者とも舞台上におけるルックスについては少々があるような気がします。

まぁ城妃については、既に述べたようにより安定した実力を持っているような感じはしますけどね。だからこそ、彼女の方がリードしているんだろうと思います。

とは言え今のところ総合的に見て花乃の立場を脅かす程度には至っていないと感じられますし、今後はタイミングと下級生の伸び次第、みたいなところはあると思いますよ。

 

 

 

ブラックネル役、悠真 倫

貫禄は十分。しかし男役ということもあってか高音が苦手なのがかなりハッキリ分かりますね。見るからに聴かせてきそうな雰囲気を持つこういった役で、歌にボロを見せられると結構気になります。

二幕目は良かったですが。

 

 

 

あと役らしい役と言うとレイン役の高翔みず希、チャジュブル役、夕霧らい、プリズム役の芽吹幸奈くらいですが…

あんまり印象に残らなかったですね。良くも悪くも。

とりあえず上級生から順に役を付けていきましたって感じ。

 

 

 

全体的にそこそこ安定していたとは思うんですが、最初に述べたように何だかパワー不足を感じさせる舞台で、正直リピート意欲が沸きません。下級生を見るにしても、上に挙げたキャスト以外は見せ場もほぼ無いに等しいですし。

 

やはりこういった少人数のミュージカルをやるなら、役者をちゃんと選抜するべきと思いますね。特に今回の場合、の役割は重要だと思いますので。

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コメント

  1. 桜井 より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    私もつい先日アーネを観劇し、フィッツジェラルド様のれぽと似た感想を

  2. 桜井 より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    私もつい先日アーネを観劇し、フィッツジェラルド様のレポと似たような感想を抱いたのでおこがましいですがコメントいたします。
    一言で言うと、観終わってから「観劇した!」って気分にならなかったです。その前後に宙組公演を観たというのも大きいかもしれませんが、今までで一番印象が薄いです…。私自身ファン歴がとても浅く、この作品自体知らなかったため、「再演されるんだからきっと面白いんだろう」と思って観劇しただけにとても残念でした。
    けれどキャストの方々はすごく好演されていたと思います、主要4人のやりとりはとても楽しかったですし。なのでむしろ次の花組大劇(特にショー)に期待したいです。
    長文失礼しました。

  3. 桜井 より:

    すみません、上でブツ切れで送ってしまいました、大変失礼しました。

  4. HS より:

    ヅカ三昧様の的確な批評 いつも楽しみにしております。
    私は、1/11の公演に行って参りました。
    全体的な印象は、ヅカ三昧様、桜井様に同意するところが多いですが、私自身の印象はもう少し肯定的でしょうか。
    確かに1幕は全くストーリーらしきものさえなく、2幕で少し謎解きしましたみたいな代物ですが、まあ、そういうものとして書かれたものであり、特にタカラヅカ的?ハッピー、お気楽、現実無視?ミュージカルの素材としては一級品?とも思えます(音楽も何気に良いのでは?)。
    主役4人では、みりおは当然この位できるとして、キキは、歌の出来も芝居も(私の見た公演では、いい加減だけどかわいい弟キャラで、主役を少し食う位)とても良くて、「これはトップいける!」と感じました(でも、どの組のトップになれるでしょう。しばらくは、花組二番手でみりおを支えてくれないかな。終幕後のみりおの挨拶を、少し心配そうに?暖かく?見守っている?芹香はいい感じでした)。
    ご指摘通り、娘役では、歌はこゆきの方がいい感じ。えらががっつりはっているタイプは強めの美声が出せる顔貌ですけど、ご指摘通り娘1らしい感じではないかも。でもかのの声は少しクセがあって特に高域が聞き辛い。
    私は、懲りずに、もう一度観劇に行って参ります。

  5. HS より:

    ちなみに、宙組の公演もムラで一度、これから東京でもう一度観劇予定です。

  6. かづらかた より:

    なんだかんだ言っても あさかなコンビ+きりやんの息のあった演技、間、コメディセンスは最強だった!と懐かしく…もうなかなかあんな実力者スターはでないのかなと…かなみんの歌声が素晴らしく、あさこさんのへたれっぷりにも萌えましたね 笑。すみません、昔話でした。