宙組公演『白夜の誓い』感想~その2

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以下、主な出演者について。

グスタフIII世役、凰稀 かなめ

演技力は高いスターだと思います。

しかし、ホントが惜しいです。自身も「元々声が高く、低い声を出すのが苦手」という趣旨のことをインタビューで述べていますが、もう少し改善は図れなかったのでしょうか終始ヘロッていて全然二枚目ボイスではない。この点が持ち前の演技力の高さを殺しているように思えてなりません。

声を張り上げたときなんかも、キンキンに割れちゃってて何言ってるか聞き取りづらい。ひょっとしたら感情を乗せすぎて聞き手のことを意識していないのではないでしょうか。

 

そして。今に始まった事ではないですけど、ハッキリ言って聴けません曲は良いのに歌い手で台無しです。

あまかけるぅ゛~ つぅばぁさにのぉりぃ゛~とやたら一本調子かつベッタリとした歌唱で攻めてこられて、少なくとも私は開幕早々かなりテンションを下げられました

 

ビジュアル面ほぼ完全無欠なのではないでしょうか。この点のみでここまで上り詰めたスターと言っても過言ではないでしょうし、当然といえば当然ですが。

しかし、ビジュアルだけでは客は付いて来ない。本作品は確かに駄作ですが、敗因は作品の内容のみによるものではないと私は思います。

 

 

二番手、ヤコブ・ヨハン・アンカーストレム役、緒月 遠麻

彼女も芝居は悪くないと思います(ただし滑舌が良くない)。

 

しかし一体なんなのでしょうか、この謎ポジションは?

パッと見のスタイルは良いと思いますが、ルックス雰囲気二枚目のそれではなく、本来の二番手朝夏まなとの存在以前もはや違和感しかないです。特段何か上手いってわけでもないし。

独特の雰囲気は持っているのででそこそこ使われていればそれなりに有用な役者であったとは思うのですが…これはあまりに不自然な重用ぶりだと私は感じています。

 

本来の二番手、カール・ポンタス・リリホルン役、朝夏 まなと

ソロちょこちょことした出番で気を使われてはいましたが二番手か?と言われると素直にそうとは言えないポジションでした。(以前頂いたコメントにもありましたが、新公和希でなく留依蒔世がこの役に充てられた理由が良くわかりました)

 

彼女は高貴な雰囲気が漂うスターなので、こういったコスチューム物では一際映えますね。カツラや衣装も良く似合っていたと思います。

しかし与えられたキャラがどうにもヘタレで(脚本段階での描き方がすぎて、情けない奴にしか見えない)、そういう意味でもおいしくないポジションだったように感じました。

 

はかなり聴けます。ただ、声の伸びは良いものの少し篭ったように聴こえる部分があるのが若干気になります(所々もごもごしてクリアーでない)。そういった点さえ改善すれば、かなり安定したトップスターになるのではないでしょうか。ダンスを含め、総合的な技術力は元々ある程度持ってますからね。

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コメント

  1. メグ より:

    皆さん酷評のこの公演、私は大変好きでした〜!(つい最近、東京で観劇)

    最初から最後まで違和感がない公演は久しぶりです。登場人物描写の浅さは否めませんが、1.5時間の中で矛盾なく主要人物の動向が完結されていたのは好感が持てます。組の皆さんの芝居もきちんと完成されていました。
    配役も的確だったように思えます。緒月さんがクローズアップされていましたが、ショーで朝夏&みりおんコンビがフィーチャーされていたのでバランスが良いと感じました。
    凰稀さんの歌は、確かに残念な感じですが、それは承知の上でしたのであまり気になりませんでした。

    しかし、2回は観に行く気になれなかった。これがご指摘の”浅さ”なのかも知れません(^・^)